東京の声優養成所や専門学校はどこを選ぶべきか?

声優養成所や専門学校の選択に迷っている方へ

東京にはたくさんの声優養成所や専門学校があります。
それらの中から、正しい選択をすることはとっても大切で、これからの声優人生にも大きく影響してきます。

わたしは現在フリーの声優として活動していますが、数年前にはあなたと同じように、東京のどの声優養成所に行くのか、迷いに迷いました。
わたしの選択や経験が、全ての人に当てはまる正しい答えというわけではありませんが、声優養成所を選ぶための参考にはなると思います。

東京でどこの声優養成所に行くのか決めかねている方は、ぜひわたしの経験も参考にしてみて下さいね。



今選ぶなら"インターナショナルメディア学院"

声優になる方法に答えはありません。
今活躍している声優も、みなさん色々なルートを辿って今に至っています。

特に最近では声優専門学校が増えたこともあって、わたしの声優仲間に東京でおすすめの声優養成所や専門学校を聞くと、返ってくる答えは色々です。
だけどその中でも一つあげるなら声優養成所のインターナショナルメディア学院です。

インターナショナルメディア学院は堀川りょうさんが学院長を務める声優養成所で、最近口コミでも人気が上昇している声優養成所です。
東京以外にも全国各地に16校を展開する大型の声優養成所です。

怒涛の勢いで校舎を増やしただけあって、わたしの声優友達や先輩の中にも、東京の声優養成所でインターナショナルメディア学院をおすすめする人が増えました。
それでは、インターナショナルメディア学院が他の東京にある声優養成所に優る部分はどこにあるのでしょうか?

インターナショナルメディア学院公式HPへ




デビューの確立が高いと予測できる

声優を仕事としてやっていきたいと考えているなら、まず考えるべきは声優デビューの確率です。
声優デビューするにはもちろん実力も必要ですが、チャンスが多い環境に身を置くことも大事です。

声優養成所では、定期的に声優プロダクションへの所属審査が行われます。
そもそも声優養成所とは、声優プロダクションが新人を養成する機関であり、声優プロダクションの直営機関です。

青二塾→青二プロダクション
81 ACTOR'S STUDIOS→81プロデュース
シグマセブン声優養成所→シグマセブン

上記のように、青二塾なら青二プロへといったように、直結の声優プロダクションへ所属して、デビューを目指すのが声優養成所というところです。
では、これだけ声優を目指す方が多い時代に競争に勝ち抜くには、どの声優養成所を選ぶべきなのか?押さえておきたい条件は二つです。

  • プロダクション所属オーディションの合格者が多い
  • 声優プロダクションに売れっ子声優が多すぎない


条件一 プロダクション所属オーディションの合格者が多い
声優養成所からプロダクション所属となりデビューするには、所内オーディションに合格することが条件となります。
声優養成所によっては、オーディションに合格する人数が多いところもあれば、なかなか合格者が出ないような声優養成所もあります。

オーディションの合格基準や声優養成所の考え方には色々ありますが、声優と言う立場から一つ言えること。
それは、プロダクションに仕事の多い声優養成所は合格者が出やすいということです。

プロダクションに十分な仕事が無いのに所属声優を増やしたところで、声優が飽和状態になってしまうだけです。
その点に関して、インターナショナルメディア学院は最も合格者がでやすい声優養成所と言っても過言ではないと思います。

ある程度の経験があれば、早い人でインターナショナルメディア学院に入所してから1ヶ月以内にデビューする人もいます。
インターナショナルメディア学院の公式HPでは、これまでに声優プロダクションへ所属合格となった人数を公表しているので参考にしてみると良いと思います。


条件二 声優プロダクションに売れっ子声優が多すぎない
直営のプロダクションに売れっ子声優が多い声優養成所も、個人的にはあまりおすすめではありません。

声優として仕事を取るには、基本的にはオーディションです。
声優プロダクションへ所属したからと言って黙っていても仕事ができるわけではなく、超大物声優を除いては、基本的にオーディションで仕事を勝ち取らなくてはならないのが声優の世界です。

アニメの制作が決まると、キャストを決めるためのオーディションが開催されます。
オーディション情報はアニメの制作会社から各声優プロダクションへと届きます。

基本的には一つの声優プロダクションから一人の声優が参加となり、ベテラン声優も新人声優も同じ土俵の上で、役を勝ち取るためにオーディションで競い合います。
ちなみに、大手の声優プロダクションだと二人以上がオーディションに参加することもあります。

だけど多くの場合は一つのプロダクションにつき参加者は一人。
つまり、同じ声優プロダクションにどんな役でもこなせてしまう売れっ子声優がいると、自分にはオーディションのチャンスがなかなか回ってこないことになるのです。

そんな理由から、声優デビューするためには、売れっ子声優やベテラン声優が多数在籍しているプロダクションの声優養成所よりも、若手の多いプロダクションの声優養成所の方が可能性はあると考えられます。

インターナショナルメディア学院は歴史としてはそれほど長くはなく、プロダクションのIAMエージェンシーも20代の若手声優ばかりです。
仕事は多いけれど、プロダクション内にライバルは少ない。その絶妙なところにあるのがインターナショナルメディア学院だと言えます。

この二つの点から、今声優デビューを目指すならインターナショナルメディア学院。という声が声優の間では多くなっています。

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わたしの通ったアミューズメントメディア総合学院


アミューズメントメディア総合学院の校舎


現在はフリーランスの声優としてそれなりにお仕事をさせて頂いているわたしですが、わたしの経験談も少しだけ。
わたしは東京でどの声優養成所に通ったのかというと、実はわたしが通ったのは声優養成所ではなく声優の学校です。

完全な未経験者でも声優養成所を受験する人もいますが、半数くらいは声優の専門学校等に通うと思います。
とにかく早く声優になりたいなら、近道なのは声優養成所です。

反対に、初心者なので発声や演技の基礎をしっかり身につけたい。そういう方には声優専門学校が良いでしょう。
ちなみに、声優学校にも夜間や土日に週に1回から通えて、学生から社会人まで幅広く通っている学校はたくさんあります。

わたし個人の意見としては、未経験者であれば確実に基礎から学べる声優専門学校がおすすめです。

ただし、声優の専門学校によっては、卒業生の進路の大半が声優養成所というところもあります。
声優専門学校に行ってさらに声優養成所に行くとなると、お金も時間も相当かかるので大変です。

声優専門学校を選ぶ際には、基礎からしっかりと声優の技術が学べて、なおかつ卒業後は声優プロダクションに所属できるような実績のある学校を選ぶことが大切です。
その点を踏まえると、わたしが通ったアミューズメントメディア総合学院の東京校、あるいは総合学園ヒューマンアカデミーがおすすめです。



卒業生の約7割がプロダクションへ

声優養成所の中から声優プロダクションの所属を勝ち取り、プロとしてデビューできる確率は決して高くはありません。
声優養成所にもよりますが、5割を超えるなんてことはまずないでしょう。

声優養成所は新人を養成する機関であると共に、学校と同じビジネスでもあるのです。
残念ながら、声優養成所から所属へ上がることができない方もたくさんいます。

では声優専門学校はどうなのか?
アミューズメントメディア総合学院の場合、2019年卒業生の67.7%がプロダクション所属合格となっています。
アミューズメントメディア総合学院の公式HPでは、毎年の卒業生の進路を公開しているのでチェックしてみると良いでしょう。

実は、声優養成所よりも声優専門学校へ行った方が声優デビューの可能性は高いんじゃないか?そんな説もあるわけです。
声優の学校の中でも最近注目されている総合学園ヒューマンアカデミーの場合だと、年間のプロダクションによるオーディション数が350回を超えるそう。
中でも卒業前のドラフトオーディションでは、90社もの声優プロダクションのオーディションを受けることができます。

ちなみに、声優養成所と言うのは声優プロダクションの直営機関なので、声優養成所にいる間は直営あるいは提携プロダクションしか所属オーディションを受けることができません。
この縛りルールによって、声優養成所からのデビューが難しくなっている気もします。

声優プロダクションにはそれぞれのカラーがあります。
アイドル声優を売り出すことに力を入れている声優プロダクションもあれば、個性的な演技は派声優を育てることに力を入れている声優プロダクションもあります。

どの声優プロダクションがあなたを"欲しい"と思うかは未知数なわけで、声優養成所に入るということは、その可能性が奪われることになるわけです。

その点、声優専門学校の中でも圧倒的にオーディションの多い総合学園ヒューマンアカデミーでは、あなたを欲しいと思ってくれる声優プロダクションに巡り合う可能性が高くなります。

過去には青二プロダクションのオーディションに6名合格という実績を残したヒューマンアカデミー、声優養成所の青二塾に入るよりも可能性は高いんじゃないかとも考えられます。

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専門学校なら声優プロダクションが選べる

声優養成所の場合だと、基本的にはその声優養成所と提携している声優プロダクションしか受験することはできません。
だけど、これから声優業界に進もうと言う人にとっては、どの声優プロダクションが良いのか全く分からないと思います。

声優養成所に通ったはいいけれど、提携している声優プロダクションが合わないと途中で気づいても遅いです。
その声優養成所に通って、プロダクション所属を勝ち取れたとしたら、自分がなりたい声優になれるのか?

声優養成所を選ぶ際には、自分がなりたい声優とプロダクションのカラーのマッチングを考えておくことが大切です。
「自分がやりたい仕事がしたい」そういう思いでプロダクションを辞めて、わたしのようにフリーランスになる声優もいるのです。

それなら、声優専門学校で1年間声優の世界について学んで、2年目から受験する声優プロダクションを選べる方が良いと思います。
声優専門学校では、学校に声優プロダクション関係者を招いてのガイダンスなどがあります。

どの声優プロダクションなら自分がなりたい声優像に近づけるのか、ガイダンスを通して知ることができます。
所属を目指す声優プロダクションを慎重に選べるというのも、声優専門学校をおすすめする理由の一つです。




その他大阪の声優養成所や専門学校について

青二塾

大手事務所の青二プロダクションが運営する声優養成所です。競争率が高く厳しい声優養成所として有名なので、メンタルの強い経験者の人には良いかもしれません。


JTBエンタテイメント

旅行会社のJTBグループのプロダクションが運営しています。中堅プロダクションと言ったイメージなので、それほどアニメなどに出演している方が多いという印象はありません。ライバルが少ない分、JTBエンタテイメントのエースを目指すのも良いかもしれません。


81ACTOR'S STUDIO

青二プロダクションと並ぶ大手事務所の81プロダクションが運営しています。初心者よりも経験者の方がおすすめです。


シグマ・セブン声優養成所

シグマセブンも同じく、経験者におすすめの声優養成所です。ナレーションの仕事も多い声優プロダクションです。


俳協ボイス

俳協もシグマセブンと同じくナレーションの多いプロダクションです。わたしはアニメの声優を志望していたので、排協ボイスは候補にあげませんでした。


プロフィット声優養成所

声優養成所の審査が厳しく、入所も所属もハードルが高い声優養成所です。


アクセルゼロ

声優デビューのチャンスがそれほど多くはないイメージがあります。年度によっては入所募集していない可能性もあるので要確認です。


ケンユウオフィス付属養成所

プロダクションのケンユウオフィスには映画の吹き替えの仕事が多くなっています。外画の仕事にはギャラが高いものも多いので、外画の仕事を好む声優もいます。


アトミックモンキー声優・演技研究所

そこそこ大手の声優プロダクションが運営しています。所属声優は多くなりますが、仕事もそれなりに多いと思います。


ぷろだくしょんバオバブ付属養成所 B・A・O

ぷろだくしょんバオバブもそこそこ大手です。年度によっては入所募集していない可能性もあるので要確認です。


マウスプロモーション俳優養成所

青二プロダクション、81プロダクションと並ぶ大手です。声優養成所では幅広く学べるカリキュラムが特徴的です。


代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院は一般企業が経営する声優の学校です。東京で有名な声優学校なだけに学費が高いです。その分、大型ホールを所有していたり、広告塔を芸能人が務めていたりと華やかな学校です。



声優養成所や専門学校を選ぶ際のポイント

東京の声優養成所や声優専門学校について、わたしの意見を一言づつ紹介させていただきました。
では、東京で良い声優養成所や声優専門学校を見つけるためには、どういうことに注意すれば良いでしょうか?
声優養成所や声優専門学校選びのポイントについてまとめておきます。


プロダクション所属へのバックアップ

声優養成所や声優専門学校に入る最大の目的は、声優デビューを果たすことだと思います。
良い声優養成所や声優専門学校には、声優デビューするチャンスがたくさんあるし、デビューするためのバックアップも強力です。

カリキュラムやレッスン内容ももちろん大事ですが、声優としてデビューできなければ何の意味もありません。
プロの声優としてデビューするためには、何よりもプロダクションに所属しやすい声優養成所や声優専門学校を選ぶのが近道です。

所属オーディションに力を入れている声優養成所や声優専門学校なら、声優デビューできるチャンスは高くなります。
ただスキルを身につけるだけでなく、最終的なゴール地点を見据えて声優養成所や声優専門学校を選ぶようにしましょう。



現役声優の講師はいる?


スタジオ


声優養成所や声優専門学校の講師には、色んな業界のプロフェッショナルがいます。
声優や音響監督だけではなく、俳優や舞台演出家もいれば、ボイストレーナーやダンスパフォーマーもいます。

声優養成所ではプロダクションの所属声優が講師を務めることも多くなりますが、声優専門学校の場合は講師には現役声優がいないこともあります。

現場で声優に求められることは年々変わっていくので、今の現場を知っている現役声優によるレッスンは必要不可欠です。

東京の声優専門学校の中には、講師に現役声優がほとんどいないところもあります。
月に数回ほど、外部から現役の声優が講義にくるだけで、>普段は現役を引退している講師が指導している声優専門学校もあります。

だけど現場で通用する技術を身につけるなら、やっぱり今声優として活動している人に教わるのがいいと思います。

現役声優の業界の小話を聞くだけでも、きっと声優のレッスンに励むモチベーションになります。
東京で声優専門学校を選ぶ際には、講師の顔ぶれもチェックしておきましょう。

また、声優養成所であっても現役の声優が講師とは限らないので、入所を検討している声優養成所へはできれば見学会や説明会に参加してみましょう。



プロダクションにはどんな仕事が多いのか?

東京にある声優養成所の中には、アニメ声優の育成がメインではなく、ナレーターの育成に力を入れているところもあります。
そのような声優養成所のプロダクションは、やはりアニメではなくナレーションの仕事が多くなっています。

将来はアニメの声優として活躍したいなら、アニメの声優育成に最も力を入れている声優養成所を選択するようにしましょう。
声優養成所を選ぶ際には、提携しているプロダクションについてもしっかり下調べしておくようにしましょう。



声優養成所の学費はコマ数で割って考える

気にしない人はほとんどいないでしょうが、声優養成所に支払う費用も声優養成所を選ぶ際のポイントの一つです。

とにかく学費が安いところを良しとするのではなく、その費用に対して何時間のレッスンを受講できるのか、レッスンのコマ数や時間で割って考えるようにしましょう。

声優養成所とは一言でいっても、週にどのくらいのレッスンがあるのかは様々です。
1時間のレッスンに対してどの程度のお金がかかっているのか、授業料だけでなく入所金も含めて考えるようにしましょう。

東京の声優養成所は声優デビューのチャンスが多いけれど、地方よりも費用は高くなりがちです。
最終的に声優養成所にいくら支払うのか、しっかりと計算して選ぶようにしましょう。

ちなみに、前述のインターナショナルメディア学院の学費は、コースが細かく分かれているせいか公式HPには掲載されていません。
インターナショナルメディア学院の学費を知るには資料を請求する必要があります。

インターナショナルメディア学院からデビューした声優のインタビューなども掲載されているので、これから声優を目指す方には参考になると思います。

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